耐火断熱サンドイッチパネル工法で建物全体の工期短縮を図った事例
本事例では(1)外壁まで連続した断熱性能の確保(2)断熱パネルを敷設後、階下の作業工程も進められること(3)フラットな足場を作りながら、施工面での安全性を確保できること(4)1/100以上の水勾配(5)防水層を的確に固定しうること(6)シームレスな塩ビ樹脂系シート防水層であること(7)内樋で納め、スマートな外観にできること。これらの点が評価されリベットルーフNPシステムが採用されました。
NPシステムの採用によって、屋上の施工作業と階下の施工作業をほぼ同時進行でき、建物全体の工期短縮が図れた点。
通常、屋上防水が完成した後に階下の作業に入ります。この場合、屋上防水ができる3週間後まで階下の作業ができないというデメリットがありました。
本事例で採用されたNPシステム(耐火断熱サンドイッチパネル工法)の場合、耐火断熱サンドイッチパネルを敷設し、接合目地部にアルミテープを貼付け雨養生を行うことで階下の作業ができ、工期の短縮が図られるというメリットが生じました。本事例では、屋上防水作業を始めた後、4日後から階下の作業に入れました。
(現場レポート26号に掲載)
FLボードNP