防水層をファスニングするビスにかかる荷重を軽減。高断熱化にも対応する「チューブワッシャー仕様」へ
金属下地断熱防水システム「リベットルーフLCS工法」は、2016年に「チューブワッシャー仕様」へと刷新されました。従来、防水層と断熱材をIHディスクとビスを用いて固定していましたが、これにチューブワッシャーを挿入する仕様とすることで、ビスにかかる荷重を軽減。また、屋上防水の施工時における高断熱化にも対応するものです。本事例では、チューブワッシャー仕様によって高断熱化を図る防水改修が実現しました。採用されたシートは「リベットルーフCOOL」。断熱仕様と組み合わせることで、夏期は建物外部からの熱流入を抑制し、冬期においては室内からの熱流出を抑制する点も評価されたポイントです。
(現場レポート30号に掲載)