PC造の屋根をリベットルーフ防水+コリドールで防水改修。多目的利用を前提とした憩いの場を構築。
さいたまスーパーアリーナに隣接する「けやきひろば」。さいたま新都心駅から繋がる人工地盤面にある「サンクンプラザ」は、様々なイベントが開催される憩いの場となっています。元来PC造の屋根として建築されていましたが、直下の公共広場だった部分に新規店舗区画を増設することを第一目的とし、新たに防水工事が必要となりました。
設計時の荷重条件によりアスファルト防水ができない前提、PCブロックの動きに追従しつつ防水性能を確保すること。そして、人が集い歩ける仕様であることが求められました。これに対し、引っ張り・引裂き強度に優れる「リベットルーフSW」を用いた接着工法で防水層を構築し、防滑性床ビニルシート「コリドール」を用いることで、歩行用途も実現できる点が評価され採用に至りました。
(現場レポート30号に掲載)