重要文化財として指定される明治期の洋風建築。 外観の意匠性を維持した防水改修が高評価。
神奈川県立歴史博物館は、明治37年に完成した洋風建築の代表格です。重要文化財として指定されるほど有名な歴史的建造物として知られています。その防水改修においてリベットルーフが採用されました。鉄板葺きの笠木など、外観上の優れた意匠性を損なわないように、部分的にウレタン系塗膜防水を用いるなど工夫された納まりとなっています。
(現場レポート31号に掲載)
FLボードS