ボールト形状の瓦棒屋根をLCS-R工法で改修。 断熱材2枚重ねで高断熱化を実現。
小学校の体育館をLCS-R工法を用いて防水改修を行った事例です。ボールト形状の瓦棒屋根に対して、断熱材を2枚重ねる高断熱仕様が採用されました。大屋根から軒先側溝部まで1枚の大きなシートで包み込むことで水密性の高い防水層を構築しています。
本事例ではLCS-R工法を採用し、ボールト形状の瓦棒屋根に対して断熱材を2枚重ねることで高断熱化を図っています。ビスの適切な固定強度を確保するため、瓦棒ハゼ部には補強用ブラケットを設置し、2枚の断熱材を的確に固定。その後、リベットルーフを敷設し、IHディスクと誘導加熱接合を行い、強固な防水層を構築しています。
屋根と躯体が取り合う側溝部は防水上の弱点となりやすいため、大屋根から端部まで屋根全体をシートで包み込みシームレスな防水層を形成しています。