「LCS工法」を改修する「LCS-R2工法」の採用事例。 太陽光設備の撤去・再設置を実施。
本事例は、新築時にリベットルーフ「LCS工法」と「エネブリッドシステム」を用いて、防水施工と太陽光設備設置が行われた建物です。既設太陽光設備を撤去し、「LCS-R2工法」で防水改修を実施。その後、乾式鋼製基礎「連結ディスクADC」を使用し、太陽光設備の再設置を行った事例です。
採用された「LCS- R2工法」は、既存防水層の上に絶縁シートを敷設後、IH断熱ディスクとチューブワッシャーを用いて、リベットルーフを施工します。断熱材を含む既存防水層を撤去せず、活かして防水施工を行うため低コストであり、廃材削減、工期短縮を実現します。
乾式鋼製基礎「連結ディスクADC」を用いて太陽光設備を設置しています。耐火デッキプレートに「連結ディスクADC」を設置する場合は、デッキプレート山部にアンカー固定する必要があるため、 設置位置が調整可能な「EBベースレール仕様」が採用されました。「EBベースレール仕様」は左右に可動するEBピースと、取り付け穴の加工調整で太陽光モジュール配置の自由度を高めます。