製品について
塩ビ樹脂系防水シートの劣化を確認する方法としては、簡便な手法としては目視確認があります。目視で確認できる劣化の態様としては、「シートの浮き上がり・突っ張り」「シートに生じる亀裂や破断」「シート接合部のはがれ」などが挙げられます。
ただ、目視では確認できない劣化状況として「シートの硬化」があります。経年劣化によって、塩ビ樹脂系防水シートは柔軟性がなくなり、破断しやすくなったり、亀裂が生じやすくなったりします。亀裂や破断が生じると雨漏りの原因となります。
塩ビ樹脂系防水シートの場合、シートの柔軟性を確認し、適切な時期に防水改修を行うことが推奨されます。
そこで、アーキヤマデでは、シートの劣化状況を確認できる「劣化診断システム」を用意しています(詳細な手順は下図参照)。これは、シートの柔軟性を確認し、適切な改修時期をお知らせするものです。導入頂くことで、計画的な防水改修を行えます。