冬季の施工にも対応できるリベットルーフLCS工法が採用された事例。
デッキプレートを用いて屋根を作る場合、デッキプレート施工後にコンクリートを打設するデッキコンクリートが一般的です。本事例は、札幌という寒冷地であり、雪の影響や気温の低い状況下では適切なコンクリート養生期間を確保することが困難な事から、乾式工法であるリベットルーフ「LCS工法」が採用されました。LCS工法は、デッキプレート上に断熱材を敷設し、その上にリベットルーフ防水シートを施工する「外断熱工法」です。仕様として高断熱化を図れる点も評価されました。
(現場レポート34号に掲載)